4月8日(月)、先週土曜日には入園式で新しいお友達をお迎えして、いよいよさくらの保育園が本格始動します。
今日は、3歳以上のお友達がホールに集まって「保育はじめの式」を行いました。
その中で、新しい年度を迎えるにあたって、私が好きな詩を一つ紹介しました。
「私と小鳥と鈴と」 金子みすゞ
私が両手をひろげても お空はちっとも飛べないが
飛べる小鳥は私のように
地面(じべた)を速くは走れない
私がからだをゆすっても きれいな音はでないけど
あの鳴る鈴はわたしのように
たくさんな唄は知らないよ
鈴と、小鳥と、それから私
みんなちがって みんないい
お家の方には、この詩のアンダーラインで示した語順の違いを感じてほしいと思っています。
「私とあなた」は私中心の思考、「あなたと私」はあなたの存在を一番に考えていますよという思考。
この詩の中で、みすゞが意図的に「私と小鳥・鈴」の語順を変えているところが、この詩の優れた点だと言われています。
「みんなちがって みんないい」という感性の素地を育てていきたいと考えています。
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